つれづれ随想

先日、友人が飲食店で財布から現金をすり取られたと話していました。その飲食店は店内に防犯カメラを設置してたのことです。ところが、ここでその犯人と思われる人物は、防犯カメラの死角にはいり、財布を机の下にもっていき、そこで現金を抜きとり、何食わぬ顔で財布を店員に届けたようです。
いま、町内会などが中心となり、公園や住宅地で防犯カメラの設置が進んでいます。それはそれで大変いいことなのですが、犯罪を犯す人間はその裏をかいてくるものです。
カメラを設置したから大丈夫というのではなく、普段から地域で犯罪行為をおこさせないような環境づくりが大切なのではないでしょうか。心にスキがあれば相手はそこにつけこんでくるものです。

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