今年は小さな”雪灯り”

麻生地域の冬の風物詩「アサブ雪灯あかり」も今季はコロナ禍で中止。「せめて子どもたちには雪遊びの楽しさを」と麻生児童会館で2月13日、スノーキャンドル作りが行われました。麻生児童会館(川添晶館長)では毎年2月、麻生地区青少年育成委員会や地域住民の協力を得て、「アサブ雪灯り」(2020年より「アサブ雪灯レク」から改称)を実施。麻生総合センターに隣接するゲートボール場と緑地公園に「アサブ」の文字をかたどったスノー&アイスキャンドルを製作しています。今年は3密を避け、児童会館だけで、幼児から大人20人が参加して行いました。 この日は、快晴とプラス気温の暖気に恵まれて作業も順調。開始から1時間半後の15時ころには、雪玉とバケツで作った約50個のスノーキャンドルが完成しました。 今年は大人のボランティアが不在のため、火をともさず、電池式で卵形のエッグライトを使用。明るい時間帯の点灯に、参加した子どもたちは「早く暗くならないかなぁ」と待ち遠しい様子でした。数時間後、さまざまな色に変化するライトが〝雪の灯籠〟に映えて、きれいでした。